9月27日（金）、三宮研修センターにおいて神戸市中小企業DXセミナー「製造業AI導入事例『錦城護謨株式会社』に学ぶ　老舗ゴムメーカーが進めるDX戦略とAI導入の道程」を開催いたしました。

神戸市中小企業DXお助け隊セミナーは、中小企業の皆様を対象にDXの基本から応用まで、幅広いレベルの企業にとって役立つ情報を提供します。
参加者の皆様が「自社でもDXをさらに進め、成果を出せる」と感じられるよう、具体的な事例や実践的なヒントを交えた内容をお届けします。

今回は、錦城護謨株式会社の代表取締役社長である太田泰造氏にご登壇いただき、ゴム製品向けAI異物検出システムの開発と、その導入過程について解説いただきました。
「KANSAI DX AWARD 2023」で近畿経済産業局長賞を受賞された同社がどのように自社の課題を捉え、DXを進めてきたか、また、AI導入から現在に至るまでの試行錯誤の取組を具体的にご紹介いただきました。

特に、3年をかけてベンチャー企業と協力して開発したAI異物検出システムの実例は、多くの中小企業が抱える人材不足や資金不足等の課題がある中、どのように取り組んだのか中小企業経営者の目線から取り組みのポイントを分かりやすく解説いただき、参加者にとって非常に興味深い内容となりました。
神戸市中小企業DXお助け隊では、市内中小企業の皆様のDX推進のお役に立てる情報発信や伴走支援を行ってまいります。すでにDX推進に取り組んでいる、もしくはこれからDXを進めようとお考えの方、進め方が分からない方はぜひお助け隊にご相談ください！