DX セミナー&ニュース

【2026年3月11日(水)開催】
神戸中小企業DXお助け隊 事例報告会
開催レポート

レポート

アンカー神戸において、神戸市中小企業DXお助け隊事例報告会「リアルなDX推進の現場から学ぶ!市内中小企業2社の取組とその裏側」を開催いたしました。

本報告会では、令和7年度の事業報告とともに、DXお助け隊の伴走支援を通じて実際に成果を上げた市内中小企業2社による事例発表を実施しました。
物価高や人手不足といった経営課題が深刻化する中、DXをどのように現場に落とし込み、具体的な成果へとつなげていくかについて、実践的な知見を共有する機会となりました。

画像

1社目は、小売業として道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢を運営する北神地域振興株式会社様より、「AI需要予測を活用した食品ロス削減・機会損失防止・業務効率化」をテーマに、DX推進の取り組みについてご紹介いただきました。
AI需要予測を導入し、来客数や商品ごとの販売実績データに基づいて需要を見通すことで、仕入れや販売判断の精度を高め、従来の勘や経験に依存した運営からの転換を図った具体的な取り組みが紹介されました。
さらに、現場の不安や戸惑いに向き合いながら、データ活用を日々の業務に落とし込み、システムの定着を進めていったプロセスも共有されました。単なる技術導入にとどまらず、現場への浸透に向けた工夫や試行錯誤が示され、市内企業にとっても、DXの取り組みを現場に根づかせていく上で参考となる講演となりました。

画像

2社目は、食品添加物の製造業である神戸化成株式会社様より、「ITオンチの三代目が挑んだ、会社を笑顔にする『仕組み』づくり」をテーマにDX推進の取り組みについてご紹介いただきました。
ITに不慣れな状態からDXに踏み出した第一歩や、現場の皆様と向き合いながら取り組みを進めてこられたプロセス、さらにAI活用への挑戦について具体的に紹介されました。こうした実践を通じて、まずは小さくても一歩を踏み出すことの重要性や、現場の不安や抵抗と丁寧に向き合いながら取り組みを進めることの必要性、そしてDXの推進によって社内に前向きな変化が生まれる過程が共有され、参加者にとって多くの気づきが得られる内容となりました。専門的な知識の有無に関わらず取り組みを進められることが示され、DXにこれから取り組もうとする市内企業にとって大きな後押しとなる講演となりました。
※当社のDXに関する取り組み事例は、DX推進事例集に掲載しています。
詳細はこちらをご覧ください。

また、2社の発表を踏まえ、参加者との質疑応答を実施し、活発な議論が交わされました。DXは単なるツール導入にとどまらず、業務や組織のあり方そのものを見直す取り組みであること、また小さな一歩から着実に進めていくことの重要性が改めて共有されました。

神戸市中小企業DXお助け隊では、市内中小企業の皆様のDX推進のお役に立てる情報発信や伴走支援を行ってまいります。すでにDX推進に取り組んでいる方、これからDXを進めようとお考えの方は、ぜひDXお助け隊にご相談ください。