DX セミナー&ニュース

【2025/1/29(水)開催】
神戸市中小企業DXセミナー
開催レポート

レポート

このたび、神戸市では「神戸市モデル/DX推進事例集」を公開いたしました。
本事例集では、中小企業がDXを推進する際に参考となるDX推進事例や実践的なポイントをまとめております。
事例集公開に伴い、2025年1月29日(水) アンカー神戸において、神戸市中小企業DXお助け隊セミナー「神戸市DX推進事例から学ぶ!中小企業のためのDX推進ポイント」を開催いたしました。
本セミナーでは、DX推進に関心を持つ中小企業経営者やDX担当者を対象に、神戸市内の中小企業のDX推進事例を紹介しながら、実践的なポイントを学ぶ機会となりました。

セミナーの前半では、大阪工業大学 情報科学部 データサイエンス学科 教授 皆川 健多郎氏 より、「デジタル化がDXではない!中小企業がDXを実現するために必要な視点」と題して講演を行いました。
皆川氏は、多くの中小企業が「ツールの導入=DX」と捉えがちだが、重要なのは、データの活用や業務プロセスの変革を通じて、持続的な成長を実現することであると説明しました。
また、自社のDX進捗状況を可視化し、段階的に進めることの重要性を解説。「中小企業DX推進チェックシート」を活用することで、現在地を把握しながら適切なアクションを取ることができると述べました。

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セミナーの後半では、神戸市モデル/DX推進事例集に掲載された企業の事例として、太陽刷子株式会社 林 由聖氏と旭光電機株式会社 和田 貴志氏の2名にご登壇いただき、実際の取り組みを紹介いただきました。

太陽刷子株式会社の林氏は、DXを一気に進めるのではなく、スモールスタートで段階的にすすめていくことが重要であると説明しました。製造現場のIoT化も、小規模な成功体験を積み重ねながら進めたことで、社内の理解と協力を得ながらDXを推進できたと述べました。

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旭光電機株式会社の和田氏は、新たな価値を生み出す「攻めのDX」と業務の効率化を進める「守りのDX」の両立を実現していることを説明しました。

また、DX推進チームを設置し、経営層と現場の橋渡しを行う組織体制を整えたことで、スムーズなDX導入を進めていると述べました。

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以上、2025年1月29日(水)に行われた「神戸市DX推進事例から学ぶ!中小企業のためのDX推進ポイント」について概要をレポートいたしました。
本サイトでは、神戸市モデル/DX推進事例集にて、ご登壇いただいた2社のDX推進の取り組み事例や中小企業がDX推進にあたって押さえた方が良いポイントをまとめた神戸市モデル/中小企業DX推進チェックシートも紹介していますので、ぜひご活用ください。

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